KAMOSENI

ものづくりに対する姿勢 ものづくりに対する姿勢

加茂繊維では、「金の品質、銀の価格」を基本に、さらに磨き上げていくために、グンゼ株式会社の協力工場時代に培った高い技術力をベースに、日々絶え間ないイノベーションを行っています。
私たちのものづくりに対する日頃の取り組み姿勢をご紹介します。

attitude 1

一日の始まりは、
「手洗い」から。

加茂繊維の一日は手洗いから始まります。お客様が直接肌に身につける肌着だからなおのことです。
朝礼の始まりは静かな黙とうから。家庭人から職業人として心を切り替え、お客様を第一に想い、一人ひとりが一目一目縫い上げて、一枚一枚人の目で検査し、お客様にお届けします。

attitude 2

仕事は「環境整備」から
始まります。

加茂繊維では、毎朝始業後に全社員で20分間「環境整備」を行います。決められた時間の中で、決められた個所、決められた人が毎日床や道具、設備をピカピカに磨き込みます。ピカピカにすることで心が晴れやかになります。徹底した物的環境整備を行うことで整理・整頓・清掃・清潔・規律が維持でき作業の効率が自然に上がります。さらに、決められた箇所を徹底して磨き込むことにより心まで磨かれます。環境整備により仕事のムダがなくなり規律の高いきびきびした職場環境ができます。ものづくりには、つくり手の「心」がそのまま表れる。そんな考えのもとに変わることのない毎日の習慣の一つです。

attitude 3

ものづくりに最適な空調を
徹底。

工場の温度は、冬季は20℃、夏季は28度。湿度は常に60%を保ち続けています。インナーウェア用の繊細で細い糸が、高回転ミシンの摩擦で焼き切れてしまわないようにするためです。
さらに、工場には4台の空気清浄機を設置し、縫製で発生する「浮遊塵」を吸着・除去しています。インナーウェアは人が肌に直接着けるものなので、汚れの発生源を元から絶ち、品質を保ちつづけています。

attitude 4

様々な生地に
対応できるよう、
独自にミシンを開発。

工場で使用している約200台のミシンは全て、理想の縫い目を追求して独自に改善した加茂繊維の技術の結晶です。肌に直接着用するインナーウェアの生地の風合いを損なわないように生地が伸びるだけ伸びるストレスのない縫い目を実現。どのようなタイプの生地であってもその生地の持つ風合いにあわせ、のびやかさや風合いを活かした縫い目を実現しています。薄い生地も、厚い生地も、伸びる生地も、伸びない生地も、どんな生地でも誰でもきれいに縫うことができます。

attitude 5

一枚一枚、
想いを込めて縫い上げる。

加茂繊維では、複数のオペレーターが一つの商品のパートを加工して完成させる流れ作業方式ではなく、すべて「一枚流し」を行ない、一人の人が1枚ずつ商品を完成させます。あえて一人で一つの商品を縫い上げることにより「自分がつくった商品」という愛着と意識が生まれ、お客様のためにという思いが大きくなり品質が格段に向上するからです。だから、商品一枚一枚に込めた思いが違うのです。

日々業務の改善提案を実施。

環境整備の改善提案だけでなく、製造部門は日々気付いた品質や能率向上の改善提案を毎日提出します。その件数は毎月100件以上。それをスタッフと共にコツコツと改善して自らの仕事のやり方を少しづつ変革をしていきます。

一人ひとりが、「自分たちの仕事をより良くするにはどうすれば良いか」を主体的に考え、他部門や社外から良いと思うことは積極的に取り入れる。その一つひとつの積み重ねが、不良率わずか0.5%という結果につながっています。
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