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いつまでも、大好きな仕事を通して成長し続けます。 いつまでも、大好きな仕事を通して成長し続けます。

EIKO FUKUDA 福田叡子
商品企画 ・ 開発 2013年中途入社 鳥取県出身

大手メーカーから加茂繊維へ。経験を生かしたい。

前職では、大手アパレルメーカーで女性向けのファンデーション(肌着や下着など)の設計をしていました。当時、加茂繊維の商品を外注先として担当していたこともあり、定年退職を迎えるタイミングで角野会長とお話しする機会をいただきました。「週1日でいいから、我が社で働いてほしい」。自宅のある鳥取県から加茂繊維に通うことに不安はありました。しかし、まだ働きたいという気持ちもありましたし、この仕事一筋でやってきたので、もっと探求したいという気持ちもありました。そして「会長にそう言っていただけるなら」と、加茂繊維に入社することを決めました。この時、私の入社が加茂繊維に本格的な「企画部門」ができた瞬間だとは思いもよりませんでした。入社以降、新商品の企画 ・ 提案、素材の手配、製造仕様書の作成など、一からものづくりに携わっています。

初めて、アウターウエアを開発しました。

最も印象に残っている仕事は、入社して1年も経たない頃に手がけたカーディガンです。それまで肌着をつくってきた私にとって、初めての挑戦でした。企画をする際は、デザインはもちろん、BSファインの「温かい」という機能を実感していただけるものにするよう意識しています。会長と何度も議論を重ね、時には自分の考えをぶつけながら、やっとの思いで完成したカーディガンは、5年以上たった今でも継続して生産される大人気商品となりました。加茂繊維では、このカーディガンの開発がきっかけで新しいアウター商品も企画するようになり、入社当初に比べ、アウターのアイテム数が大幅に増えました。私は直接お客様とお話しする機会は少ないですが、販売スタッフが「あの商品、お客様にとても気に入っていただけましたよ」と伝えてくれます。その言葉を聞くたび励みになり、「やってよかった」と嬉しくなります。

お客様の声を糧に、日々が学び。

新商品の開発だけでなく、既存商品の改良も行なっています。そのために、百貨店などに出向き、他ブランドの商品を見て研究したり、お客様からいただいた声をもとに、自分自身でも何度も身につけて着心地を試してみたりと、さまざまな研究をしています。企画を担当していると、「お客様に必要とされるものをつくらなければ」と責任を感じることもあります。それでも続けられるのは、お客様に喜んでいただける商品を生み出せるこの仕事が好きだから。そんな商品を生み出せるよう、これからも学びを続けたいと思います。

一緒に働く人の声

福田さんはトップメーカーのMDのリーダーを経験してこられたので、仕事のレベルは超一流のトップクラスです。彼女のパターンは、実際に形に起こしてもノンストレス。パターンも商品試作もパーフェクトにできる人はほとんどいません。まじめにお客様や商品について考え、臨機応変に対応する柔軟性と、品質に対する頑固さを持ち合わせています。今後は後継者を育成し、彼女のものづくり技術とノウハウを伝承していただきたいと考えています。

取締役会⻑
角野充俊